日常的な分析業務におけるJIS並びにISO規格の利用

− 表面分析実用化セミナー '11 −

プログラム
7月11日現在
参加申込
締め切りました
質疑応答集
 

平成23年5月
主催 一般社団法人 表面分析研究会
共催 VAMAS TWA-2(表面化学分析)国内対応委員会

 表面分析に関する国際規格は国際標準化機構(ISO)で議論され,国際的な合意のもと現在では42件のISO規格が成立し, これらISO規格のうち17件は日本の国家標準である日本工業規格(JIS)として翻訳されています. JIS規格やISO規格で取り扱われている事項は,表面分析装置のメンテナンスや試料の取り扱い,各種材料の分析法, 計測データの処理,測定結果の報告など多岐にわたっています.
 ところで日常の分析業務において,これらの規格はどの程度利用されているのでしょうか? 装置のメンテナンス時に行われるもの,測定ソフトや解析ソフトに組み込まれているものも多く, ユーザーにとっては直接目に見えないところで利用されている規格も多数あります. またJISやISO規格ではなく,各部署に伝わる技術やノウハウ,社内標準に従って業務が行わる場合も多く見られます. しかしながら,産業のグローバル化に伴って分析評価の重要性が世界的に再認識され, 国際標準に従った分析評価(測定・解析・報告)が不可欠となっています.
 そこで表面分析研究会(SASJ)では,JIS及びISO規格に関する実用セミナーを企画いたしました. 本年度のセミナーでは解説する規格を一新し,日常の分析業務において高い信頼性と再現性で高精度な分析を行うために 不可欠である規格やユーザー自身が知っておくべき規格等を中心に,分析の実務担当者の意見をもとに選定いたしました. また講師には,現在分析の実務に携わっておられる方を中心にお迎えし,より実用的なセミナーとなるように構成いたしました.
 本セミナーでは,各規格を理解するために必要な基本事項の説明から実際の使い方まで実用的な観点から各規格に合わせた解説を行い, 日頃の分析業務へ直接生かせるような講演を行います. ぜひ企業,研究所等の現場で実際に表面分析に携わっておられる多数の方々に参加していただき, 日常業務に役立てていただきたく存じます.
 なお,各講演の概要等の詳細は順次Webへ掲載して参りますので,適宜Webページでご確認ください.

東京地区
日時:7月20日(水)10:00−17:00
場所:キャンパス・イノベーションセンター東京 2階 多目的室1
  〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 TEL: 03-5440-9020
  http://www.cictokyo.jp/index.html

大阪地区
日時:7月22日(金)10:00−17:00
場所:島津製作所 関西支社 マルチホール
  〒530-0012 大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14階 TEL: 06-6373-6522
  http://www.shimadzu.co.jp/aboutus/company/access/kansai.html


参加者:東京,大阪地区それぞれ35名限定
参加費:会員20,000円(東京,大阪の両方に参加される場合は30,000円)
学生10,000円(東京,大阪の両方に参加される場合は15,000円)
非会員35,000円(入会金,年会費は無料.入会はSASJのWebから行えます)

参加申込
お申し込みは上記リンクからお願いします.

<お願い> 参加申し込み締め切り後のキャンセルに関しましては,誠に勝手ながら参加費の払い戻しは致しません.
御都合が悪くなった場合には,代理の方の参加をお願い致します.

参加申込締切:平成23年7月13日(水)
なお,申込者数が定員を超えた場合は,上記締切前に申込の受付を締め切らせていただく場合がありますので,あらかじめご了承ください.

質問
講義内容に関して質問があれば,下記問い合わせ先まで電子メールにてご連絡ください.セミナー当日に講師の先生からご回答いただくようにいたします.

問い合わせ先
表面分析研究会セミナー担当 永富隆清(大阪大学)
E-mail: nagatomi(a)mls.eng.osaka-u.ac.jp (“(a)”を“@”に変更してください).
Tel: 06-6879-4162

Webページ
表面分析研究会(http://www.sasj.jp/jpn-index.html)
セミナー申し込み(http://www.sasj.jp/seminar/iso-seminar11/index.html)