2021年度 実用表面分析講演会 開催案内
Symposium on Practical Surface Analysis 2021 (PSA-21)

 表面分析研究会では,研究会の活動として年に一度,表面分析に携わる技術者や研究者が集まり,日頃抱えている問題や疑問,それらを解決するため新しい技術や解析法の提案,問題解決によって得られた新しい成果などを発表・議論することを目的として,PSA (Symposium on Practical Surface Analysis) を開催しています.このPSAは,実用表面分析技術とその標準化(ここで"標準化"とは情報や技術の共有を意味します)に関する情報交換の場でもあります.表面分析に携わっておられる皆様には奮って発表へお申込いただき,世界で唯一「表面分析技術」に特化したシンポジウムで議論して情報を共有し,日本の表面分析技術を向上させていきたいと思います.

 今回のシンポジウムはオンライン形式での講演とポスターセッションを予定しています.

 皆様のお申込をお待ちしております.

主催:
一般社団法人 表面分析研究会 (Surface Analysis Society of Japan)
日時:
2021年11月18日(木) - 19日(金)
場所:
オンライン講演会
ポスター募集:
 PSA-21では皆様からのポスター講演を募集しております.
 参加者の投票で決定されるベストポスターにはPowell賞が授与されますので,多数の皆様からのポスター講演をお待ち申し上げます.
目的:
 各種デバイスの高性能化や高機能材料の開発などに伴い,表面分析によるデバイスや材料評価において,高い精度や新しい分析・解析技術の開発などが益々求められるようになっています.
 表面分析は,デバイスや材料の開発研究から製造工程における管理まで広く用いられており,産業を支える基盤技術として必須です.さらに近年では,表面分析においてもグローバル化が進み,グローバルに通用するトレーサビリティが求められるなど,装置や分析・解析技術の高性能化だけでなく,国際標準化やデータベース構築などの重要性も益々高くなっています.表面分析法の一般化が進むに伴って,学会等でも現在では「表面分析技術」よりもむしろ各材料に分かれて議論されることが多くなっています.
 しかしながら,表面分析技術の高精度化や国際標準化を目指すには,「表面分析技術」そのものを議論する場が必須と考えられます.
 そこで表面分析研究会では,世界でも唯一の「表面分析技術」に特化した議論ができる研究会として活動を行っており,特にその中でも,分析現場に根ざした実用的な議論を行うことを目的としています.
対象分野:
  • 故障/欠陥解析,工程管理
  • プロセス開発,材料開発
  • 表面分析装置
  • 測定技術,試料作製技術
  • データ解析技術
  • 標準化,データベース
  • その他
対象手法 :
上記対象分野に関わる表面分析法,深さ方向分析法,状態分析法など

AES,XPS,SIMS (D-SIMS,S-SIMS,TOF-SIMS),EPMA,SEM,(S)TEM,(R)EELS,FIB,3DAP,XAFS,SPM (STM, AFM etc.),GD-MS,GD-OES,TR-XRF,IR,Raman,TDS(TPD) など
Powell賞:
 Powell賞は,米国NISTのC. J. Powell博士の名前にちなんで命名され,1995年から毎年PSAのベストポスター発表者に授与されています.PSA参加者全員の投票によって,ベストポスターが決定されますので,皆様の講演・参加の申込をお待ちしております.
講演・参加 申込 :
 ポスター発表(ショートプレゼンテーション含む)をご希望の方は,このページの上のリンクに準備してあります申込フォームから必要事項を入力してください.
【申込に必要な項目と締切】
ポスター発表
一般(口頭)
講演発表:
参加申込(締切:2021年11月11日(木))
講演申込(締切:2021年11月4日(木))
ポスター発表要旨(締切:2021年11月11日(木))
参加のみ:早期申込(締切:2021年11月5日(金))
通常申込(締切:2021年11月11日(木))
ポスター発表要旨・一般(口頭)講演資料 原稿作成要領:更新
  • 要旨・資料の原稿は,原則,PDF(書き込み制限なし)の電子ファイルで提出してください.PDF に変換できない場合,その他の形式を希望する場合は,下記事務局までご相談ください.
  • 作成した要旨・資料は, e-mail で下記事務局 (締切:2021年11月11日(木)) へお送りください.
  • SASJ の活動記録として残すために、ご提出いただいた講演資料は原則として査読後にSASJ 機関紙である JSA 誌の記事として出版いたしますので、予めご了承ください.
【ポスター発表の要旨】
  • 掲示用ポスターをA4サイズ、1ページのPDFファイルとしてご提出ください。数枚の場合もA4サイズ、1ページのPDFファイルにまとめてご提出ください。
  • ポスター発表の要旨は上記掲示用ポスターの縮小版の提出を必須としますが、通常書式の要旨原稿も提出可能な場合は縮小版と併せて受け付けます。その場合は以下の書式にてお願いいたします.
  • 用紙はA4サイズ1 ページ.テキストのみで記述,図表は載せない.段組はしない.
  • 上下のマージンは 25 mm,左右のマージンは 20 mm.
  • フォントはタイトル12ポイントゴシック,その他は10ポイント明朝体 くらいが望ましいが,特に指定するものではない.
  • 冒頭 発表タイトル邦文,著者名,研究機関・住所,発表責任者の電子メールアドレスを記載する.
  • 1行あけ,本文に入る.
  • テンプレートとして,こちら (Word) ,(pdf) をご参照下さい.
【一般(口頭)講演の資料】
  • 用紙はA4サイズ.枚数,書式等の指定はなし.図表の掲載も自由.
  • 講演発表用スライド資料を代わりとすることも可能ですが,JSA誌投稿規定に記載の執筆要項に準ずることを推奨します.こちらのテンプレート (Word),(pdf) をご参照下さい.(JSA誌投稿規定については,こちら (日本語),(英語) をご参照下さい.)
  • JSA誌投稿規定に従った原稿は,JSA誌へそのまま投稿することが可能です.
参加費:(講演資料集を含む)更新
早期申込(通常申込)
会員:3,000円(4,000円)
非会員:5,000円(6,000円)
学生:2,000円(3,000円)
Journal of Surface Analysis (JSA) 編集委員会からのお知らせ:
 PSA-21 にて発表された内容 (ポスター発表,一般口頭講演発表) を論文として JSA に掲載希望の方は,編集部まで,原則メールで原稿をお送りください.日本語,英語どちらでも結構です. なお,これは,PSA で発表するための義務ではありません.
 査読を経て掲載決定された論文は JSA 本誌のほか,オンライン版 (http://www.sasj.jp/JSA/CONTENTS/jsa_list.html) で世界に向けて発信され,多くの読者を獲得することができます.
 皆様からの投稿をお待ちしております.
ポスター発表要旨・講演資料の送付先 及び講演/参加 に関する問い合わせ先:
PSA-21事務局
矢崎総業(株)
技術研究所 解析技術センター 材料分析応用技術部
山内 康生(講演副委員長)
〒410-1194 静岡県裾野市御宿1500
TEL: 055-965-3206
FAX: 055-965-0479
E-mail:
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