「スキルアップのための電子分光法講座」プログラム

2001年7月18日(水)〜7月19日(木) 物質・材料研究機構 材料試験事務所 51号庁舎 大会議室
7月18日(水)
時間 講演題目 講師 講演内容(予定)
10:00-11:00 固体中の電子の運動を見る 城 昌利
(産業技術総合研究所)
・固体内での電子の相互作用(ピーク、バックグラウンドになる電子)、
分析深さ、IMFP、DDF 等。
・バックグランドを解析するための予備知識
11:00-12:00 エネルギー軸・強度軸をそろえる 吉武 道子
(物質・材料研究機構)
・電子分光の標準化
・エネルギ軸 強度軸校正の必要性 有用性
13:20-14:20 試料を取り付ける 高野 みどり
(松下テクノリサーチ)
・試料の前処理から取り付けまで
・変わった形状の試料 絶縁物試料取り付けの注意 修飾法
14:20-15:20 チャージアップを抑える 岩井 秀夫
(アルバック・ファイ)
・チャージアップ防止測定方法(試料取り付け以降)
・チャージアップ補正方法 不均一チャージアップの見分け方
15:30-16:30 試料損傷を抑える 當麻 肇
(日産アーク)
・試料損傷の実例 評価方法
・損傷を抑える分析方法
16:30-17:00 本日の質疑 講師全員  
18:00-20:00 懇親会    
7月19日(木)
時間 講演題目 講師 講演内容(予定)
  9:45-10:45 深さ方向情報を得る 荻原 俊弥
(NTTアドバンストテクノロジ)
・測定方法 スパッタ収率について
・Logistic 関数を用いたオージェデプスプロファイルの定量的評価方法
10:45-11:45 データ処理の裏側 高橋 和裕
(島津製作所)
・各種データ処理方法のアルゴリズム
・適切なデータ処理方法(スムージング、バックグラウンド、ピーク分離)
13:00:-14:00 XPSスペクトルを解析する 名越 正泰
(NKK基盤技術研究所)
・スペクトルに現れるもの、バックグラウンドから得られる情報
・定性分析の注意点 定量分析からわかること
・状態分析のコツ
14:00-15:00 AESデータを解析する 中村 誠
(富士通分析ラボ)
・スペクトルに現れるもの
・状態分析の可能性 ファクターアナリシス
15:10-15:55 データベースを利用する 武内 豊
(電気化学工業)
・既存データベースの紹介
・データベースの落とし穴
15:55-16:40 情報を共有化する 柳内 克昭
(TDK)
・Common Data Processing System の紹介
・表面分析スペクトルデータベースの利用方法
16:40-17:10 本日の質疑 講師全員  

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