「スキルアップのための電子分光法講座」プログラム

2000年2月2日(水)〜2月3日(木)金属材料技術研究所材料試験所会議室

2月2日(水)
時間講演題目講師講演内容(予定)
10:00-10:10開会の挨拶事務連絡
10:10-11:00固体中の電子の運動を見る 城 昌利
(電子技術総合研究所)
・固体内での電子の相互作用(ピーク、バックグラウンドになる電子)、
分析深さ、IMFP、DDF 等。
・バックグランドを解析するための予備知識
11:00-11:50 エネルギー軸・強度軸をそろえる吉武 道子
(金属材料技術研究所)
・電子分光の標準化
・エネルギ軸 強度軸校正の必要性 有用性
13:00-13:50 試料を取り付ける當麻 肇
(日産アーク)
・試料の前処理から取り付けまで
・変わった形状の試料 絶縁物試料取り付けの注意 修飾法
13:50-14:40 チャージアップを抑える岩井 秀夫
(アルバック・ファイ)
・チャージアップ防止測定方法(試料取り付け以降)
・チャージアップ補正方法 不均一チャージアップの見分け方
15:00-15:50試料損傷を抑える三浦 薫
(トクヤマ)
・試料損傷の実例 評価方法
・損傷を抑える分析方法
15:50-16:40深さ方向情報を得る荻原 俊弥
(ジャパンエナジー)
・測定方法 スパッタ収率について
・Logistic 関数を用いたオージェデプスプロファイルの定量的評価方法
16:40-17:00本日の質疑講師全員 
18:00-20:00懇親会  
2月3日(木)
時間講演題目講師講演内容(予定)
10:00-11:00データ処理の裏側高橋 和裕
(島津製作所)
・各種データ処理方法のアルゴリズム
・適切なデータ処理方法(スムージング、バックグラウンド、ピーク分離)
11:00:-12:00XPSスペクトルを解析する名越 正泰
(NKK基盤技術研究所)
・スペクトルに現れるもの、バックグラウンドから得られる情報
・定性分析の注意点 定量分析からわかること
・状態分析のコツ
13:00-14:00AESデータを解析する中村 誠
(富士通分析ラボ)
・スペクトルに現れるもの
・状態分析の可能性 ファクターアナリシス
14:00-15:00情報を共有化する武内 豊
(電気化学工業)
・Common Data Processing System の紹介
・標準化とデータベースのうれしさ
15:20-16:00質疑講師全員 
16:00-17:00フォローアップの説明柳内 克昭
(TDK)
・表面分析スペクトルデータベースの利用方法
・表面分析研究会メールグループの紹介


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