日常的な分析業務におけるJIS並びにISO規格の利用

− 表面分析実用化セミナー '15 −

プログラム
更新:2015/11/28
参加申込
締め切りました
質疑応答集
セミナー後公開予定 

2015年5月
主催 一般社団法人 表面分析研究会
協賛 公益社団法人 日本表面科学会
 一般社団法人 日本真空学会
 公益社団法人 応用物理学会
 公益社団法人 日本分析化学会
 一般社団法人 表面技術協会
 社団法人 日本金属学会
 公益社団法人 日本顕微鏡学会
 一般社団法人 日本分析機器工業会

 表面分析に関する国際規格は国際標準化機構(ISO)で議論され,国際的な合意のもと現在では58件のISO 規格が成立し,これらISO 規格のうち22件は日本の国家標準である日本工業規格(JIS)として翻訳されています。JIS 規格やISO 規格で取り扱われている事項は,表面分析装置のメンテナンスや試料の取り扱い,各種材料の分析法,計測データの処理,測定結果の報告など多岐にわたっています。
 ところで日常の分析業務においてこれらの規格はどの程度利用されているのでしょうか?装置のメンテナンス時に行われるもの,測定ソフトや解析ソフトに組み込まれているものも多く,ユーザーにとっては直接目に見えないところで利用されている規格も多数あります。またJIS やISO 規格ではなく,各部署に伝わる技術やノウハウ,社内標準に従って業務が行われる場合も多く見られます。しかしながら,産業のグローバル化に伴って分析評価の重要性が世界的に再認識され,国際標準に従った分析評価(測定・解析・報告)が不可欠となっています。
 そこで表面分析研究会(SASJ)では,JIS 及びISO 規格に関する実用的なセミナーを企画いたしました。本年度のセミナーでは,分析の実務担当者の意見をもとに選定した,日常の分析業務において高い信頼性と再現性で高精度な分析を行うために不可欠である規格やユーザー自身が知っておくべき規格を中心に解説します。講師には,現在分析の実務に携わっておられる方を中心にお迎えし,実用的な「聞けば使えるセミナー」を目指します。
 本セミナーでは,各規格を理解するために必要な基本事項の説明から実際の使い方まで実用的な観点から各規格に合わせた解説を行い,日頃の分析業務へ直接生かせるような講演を行います。ぜひ企業,研究所等の現場で実際に表面分析に携わっておられる多数の方々に参加していただき,日常業務に役立てていただきたく存じます。

日時:2015年12月10日(木)9:45−17:00
2015年12月11日(金)9:45−17:00
 
場所:大阪大学 中之島センター 講義室303
  〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
  http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

参加者数:30名限定 (定員を超えた場合は締切前に申込受付を締め切る場合があります)

参加費(2日間):SASJ会員※25,000円(どちらか1日のみ参加される場合は, 15,000円)
学生15,000円(どちらか1日のみ参加される場合は, 10,000円)
協賛学協会会員30,000円(どちらか1日のみ参加される場合は, 20,000円)
その他35,000円(どちらか1日のみ参加される場合は, 25,000円)
 
※入会手続き中も会員扱い (入会金,年会費無料) 。
入会はWeb(http://www.sasj.jp/jpn-index.html)からお願いします。

参加申込:
お申し込みは「本ページトップにある 参加申込 からお願いします

<お願い> 参加申し込み締め切り後のキャンセルに関しましては,誠に勝手ながら参加費の払い戻しは致しません。
御都合が悪くなった場合には,代理の方の参加をお願い致します。

参加申込締切:2015年11月27日(金)2015年12月4日(金)締め切りを延長しました。

質問:
講義内容に関して質問があれば,下記問い合わせ先まで電子メールにてご連絡ください。セミナー当日に講師の先生からご回答いただくようにいたします。

問い合わせ先:
表面分析研究会セミナー担当 永富隆清(旭化成(株))
E-mail: nagatomi.td(a)om.asahi-kasei.co.jp
(E-mail アドレスは,(a) を @ に置き換えてくださいますようお願いいたします。)

Web ページ:
表面分析研究会(http://www.sasj.jp/jpn-index.html
セミナー申し込み(http://www.sasj.jp/seminar/iso-seminar15/index.html