日常的な分析業務におけるJIS並びにISO規格の利用
− 表面分析実用化セミナー '12 −
プログラム
1月31日現在参加申込
締切:7月4日質疑応答集
平成24年1月
主催 一般社団法人 表面分析研究会 共催 VAMAS TWA-2(表面化学分析)国内対応委員会 協賛 日本表面科学会,日本真空学会,応用物理学会,日本分析化学会,
日本質量分析学会,日本金属学会,表面技術協会,
日本顕微鏡学会,日本分析機器工業会表面分析に関する国際規格は国際標準化機構(ISO)で議論され,国際的な合意のもと現在では47件のISO規格が成立し,これらISO規格のうち17件は日本の国家標準である日本工業規格(JIS)として翻訳されています.JIS規格やISO規格で取り扱われている事項は,表面分析装置のメンテナンスや試料の取り扱い,各種材料の分析法,計測データの処理,測定結果の報告など多岐にわたっています.
ところで日常の分析業務においてこれらの規格はどの程度利用されているのでしょうか?装置のメンテナンス時に行われるもの,測定ソフトや解析ソフトに組み込まれているものも多く,ユーザーにとっては直接目に見えないところで利用されている規格も多数あります.またJISやISO規格ではなく,各部署に伝わる技術やノウハウ,社内標準に従って業務が行われる場合も多く見られます.しかしながら,産業のグローバル化に伴って分析評価の重要性が世界的に再認識され,国際標準に従った分析評価(測定・解析・報告)が不可欠となっています.
そこで表面分析研究会(SASJ)では,JIS及びISO規格に関する実用的なセミナーを企画いたしました.本年度のセミナーでは,分析の実務担当者の意見をもとに選定した,日常の分析業務において高い信頼性と再現性で高精度な分析を行うために不可欠である規格やユーザー自身が知っておくべき規格を中心に解説します.講師には,現在分析の実務に携わっておられる方を中心にお迎えし,実用的な「聞けば使えるセミナー」を目指します.
本セミナーでは,各規格を理解するために必要な基本事項の説明から実際の使い方まで実用的な観点から各規格に合わせた解説を行い,日頃の分析業務へ直接生かせるような講演を行います.ぜひ企業,研究所等の現場で実際に表面分析に携わっておられる多数の方々に参加していただき,日常業務に役立てていただきたく存じます.
なお,各講演の概要等の詳細は順次Webへ掲載して参りますので,適宜Webページでご確認ください.
大阪地区
日時: 7月12日(木)10:00−17:00 場所: キャンパスポート大阪 ルームE 〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-400 大阪駅前第2ビル 4F TEL: 06-6344-9560 http://www.consortium-osaka.gr.jp/index.html
東京地区
日時: 7月 31日(火)10:00−17:00 場所: きゅりあん(品川区立総合区民会館) 6F 大会議室 〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1 TEL: 03-5479-4100 http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/menu000000300/hpg000000242.htm
参加者数: 大阪,東京地区それぞれ35名限定 (定員を超えた場合は締切前に申込受付を締め切る場合あり) 参加費: ※SASJ会員 15,000円 (東京,大阪の両方に参加される場合は25,000円) 学生 10,000円 (東京,大阪の両方に参加される場合は15,000円) 協賛学協会会員 20,000円(大阪,東京の両方に参加される場合は30,000円) その他 25,000円(大阪,東京の両方に参加される場合は35,000円) ※入会手続き中も会員扱い.入会金,年会費無料.入会はSASJのWebから行えます) 参加申込:
お申し込みは上記リンクからお願いします.
<お願い> 参加申し込み締め切り後のキャンセルに関しましては,誠に勝手ながら参加費の払い戻しは致しません.
御都合が悪くなった場合には,代理の方の参加をお願い致します.
参加申込締切:平成24年7月4日(水)
なお,申込者数が定員を超えた場合は,上記締切前に申込の受付を締め切らせていただく場合がありますので,あらかじめご了承ください.
質問:
講義内容に関して質問があれば,下記問い合わせ先まで電子メールにてご連絡ください.セミナー当日に講師の先生からご回答いただくようにいたします.
問い合わせ先:
表面分析研究会セミナー担当 永富隆清(大阪大学)
E-mail: nagatomi(a)mls.eng.osaka-u.ac.jp (“(a)”を“@”に変更してください).
Tel: 06-6879-4162